ATLAS

(Electric wires)

(電線)

 

Under umbrellas imitating the sky … Roofs

天を象った雨傘の下に … 屋根

 

In an atmosphere cut by vertical walls … Vertical walls

垂直に切り取った大気の中に … 鉛直な壁

 

A Civilization flourishes horizontally … Horizontal grounds

文明は水平に栄えます … 水平な地面

 

(mythes buried under slopes) … Slopes

(神話は斜面に葬られ) … 傾いた地面

 

Under a whispering water vein … Soil water

囁き蠢く水脈の下に … 土中の水分

 

At the bottom of memories of Radiolaria … Limestone

放散虫の記憶の底に … 石灰岩層

 

Sleep fast the memories of rocks … Granite

岩石の記憶は睡ります …  花崗岩層

 

 

This piece was made by sampling several aspects like “horisontal ground” or ”vertical wall”, drawing them onto layers

and poetically reconstructing them in a style of an anthology / atlas.

 

 

(     )

Under umbrellas imitating the sky

In an atmosphere cut by vertical walls

A Civilzation flourishes horizontally

(mythes buried under slopes)

Under a whispering water vein

At the bottom of memories of Radiolaria

Sleep fast the memories of rocks

 

(Electric wires)

Roofs

Vertical walls

Horizontal grounds

(Slopes)

Water in soils

Limestone

Granite

 


 

現実の空間から、水平な地面・鉛直な壁など複数の要素をサンプリングし、

レイヤー化して、キャプションとともに詩的に再構成したピース。

トレーシングペーパーを用い、詩集/地図帳のスタイルに製本した。

おもに、以下の2点の興味・アイデアをもとに制作された。

 

・「堆積」について

空に電線が張り巡らされていることや、地面が水平にならされていること、壁が鉛直であること、自分の足元に縄文の神話が葬られていること、生物や岩石・地球の記憶が眠っていることを我々は忘れがちである。

 

・「抽出・マッピング」について

連続的な(意味の切れ目のない、ひとかたまりの)世界を、細分化し・非連続化して、認識しやすくするのは、「意味」のくさびである。「名付ける・抽出する・注目する」とか、「マッピングする・配置する」という、いわば「編集行為」が世界の見え方を決定している。

さらに言えば、日常とは違う「編集法」は、日常とは違う世界をつくり出す。

 

自作『LEVEL』と、互いに影響関係にある作品である。

 

 

(      )(電線)

天を象った雨傘の下に(屋根)

垂直に切り取った大気の中に(鉛直な壁)

文明は水平に栄えます(水平な地面)

(神話は斜面に葬られ)(傾いた地面)

囁き蠢く水脈の下に(土中水分)

放散虫の記憶の底に(石灰岩層)

岩石の記憶は睡ります(花崗岩層)