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2023.04.17
言葉を絞らずに気持ちが向くままに発話、
打刻すると存外他意はない、
が他意のルートを呼びよせる
浅はかさに落ちる夜
鋭利さだけでは
返し縫いの時間、
断面の荒さに目を
わりかし本音が
脇目も振らずに言葉を打つので、
見えているのは手先、のみで、
その指先で触れている一ミリの
布の目、
振り返ると私は、
変な角度で身体を折っている。